■上司の既読無視から始まった冷戦の先には。
前回の記事から、是非読んでみてください。
■失礼で自分勝手のありえないヤツが副店長へ大抜擢。 - まりんこ・ありんこ・とりんこ
前記事で出てきた店長は、辞めた頃の一つ前の店舗です。
辞めた2015年4月~9月まで前の店長の下で働き、
10月~12月29日はまた別の、新しい店舗に行き、そこで前職を辞めました。
ちなみに心のことを学び始めて自分と向き合い始めたのはその年の6月頃、仕事を辞めると決意したのは7月のことです。
今日の話は、その、10月からの新しい店舗の時の話です。
店長
カウンセラー
チーフ
私
後輩
役職順。この5人でその店舗は構成されていました。そして12月末で仕事を終えることも皆には知らされていました。
そこの店長はいわゆる、、「仕事ができない」って感じの、でも働いてた年数と数字だけはあげる、大ベテランの店長でした。
この店舗の雰囲気を作っていたのは、カウンセラーでした。
カウンセラーは仕事ができるしテキパキしてるしなんでも厳しかったです。
多分、カウンセラーは店長のことをかなりバカにしていたと思います(笑)
なんでも厳しく、やるべきことは必ずやる。
異動して1か月半ほど経って、大体その同僚の人間というものが、お互いにわかり始めた時、カウンセラーと私は何度か衝突し始めました。
「二人きりで話す機会」なんてなかったので、私はカウンセラーにLINEしました。正直な胸の内、「やる気がない」と。(本当はこの時に、仕事の何がやりたくないのかとか、具体的に話せれば良かったんですけどね)
1,2回返事が来ましたが、変なタイミングでぷつっとLINEがカウンセラーからきれました。
そこから、カウンセラーの態度が変わりました。当たり前っちゃ、当たり前ですが。
ほとんど目も合わせない。
仕事もあまり渡さない。
あいさつは業務連絡のごとく冷たく。
最後だから楽しく仕事して終わりたかったよ、とか私もイライラしてました。
言いたいことあんなら言えよ💢
ってかあたしも言い切ってなんですけど💢
LINE無視すんなよ💢
そんな状態から3週間もした、12月上旬ぐらいの時です。
ふざけんな💢
そろそろいい加減にしろよテメェーーーーーーーー💢
しびれを切らして、休みの日に私から「返事待ってたんですけどなんで連絡くれないんですか?」とLINEしました。
カ まず、なんでLINE?言いたいことあるなら直接言ってよ あとね、SNSの投稿(私が色々発信していたのを見てたらしい)って検索すれば見れるんだよ、バレるんだよ。
ま (質問丸無視💢)店舗の雰囲気壊したくなかったからです!じゃあなんでカウンセラーはLINE無視するんですか? もちろんSNSは誰が見ても良いというテイで書いてますので。
そこからブワーーーとLINEで殴り合いです。笑。(女って怖いね~。w)
そこでわかったことは、カウンセラーは
「”やる気がない”ってわざわざ言う人に何も言うことがなかった」
ということでした。早くそういえばいいやん!ってメチャクチャ思いましたが、
「気持ちに嘘をついてたら何も始まらないと思ったからそう言いました」と私は伝えました。
そしたら、
「なるほど」・・・と。
そこから、カウンセラーが自分の話を話し始めた。
カウンセラーも10月からこの店舗に配属で、それまでは札幌という地方勤務でした。
カウンセラーは元々、都内(この店舗は都内)ではなく北関東に長くいて、いきなり札幌へ飛ばされ、その先でストレスで過食と軽いうつ病になった。病院にも通っていたと。
程なくして過食も収まってきたんだけど、またこの都内の店舗に10月から配属になり、しかも店長の次の役職ということで重圧もありまたストレスで過食が復活したと。
私はカウンセラーの話を延々と聞く、カウンセラーみたいな役割になぜかなっていました。
(ややこしいわ!)
聞いてて思ったのは、
本当に我慢してきたんだなということ。
本当はやりたくないことだけどやってるんだよ、ということ。
自分はしっかりもしてないのにしっかりしなきゃいけないからしてるんだよ、ということ。
病気になってでも頑張ってるんだよ、ということ。
なのに、笠井は、なぜ我慢してないの?
なんでやりたいようにやってるの?
仕事なんだからしっかりやれよ!
という怒りだったわけです。
カウンセラーは行く店舗の先々で、
・我慢を強いられたか、
・言われてるわけではないけど空気を読んで我慢をしてきた
のだと思います。
もちろんその土台作りでは「我慢はするべきもの」という刷り込みを受けて来たわけです。
一応、、これでも上下関係の厳しい職場にいたので「もう我慢しなくて良いんですよ」とは上から目線なことは言えなかったけど。笑。
後輩ができる精一杯の「大丈夫ですよ」は伝えました。笑
そこから一辺して、空気は穏やかになりました。笑
明確に伝えることってなんて威力のあることなんだ。
と思いました。
前の記事での後輩の話に少しだけ戻りますが、
今は本当に本当にあの後輩が「やる気がない!」って明確に気持ちを伝えることの大切さを強く感じます。
忘年会や研修で何度か彼女に会ったことがありますが、彼女は仕事に熱心で、そして無邪気でした。ただ、自分の気持ちを分かって欲しかったから言ったんだと思います。
そしてその2週間ほどして最終日12月29日私は退職をしました。
別に、終わり良ければ全てよし・・・としたわけじゃないけどカウンセラーとのわだかまりもなくなったし、お世話になったのは事実だったので感謝の気持ちは本当にありました。
色々あったけど、これだけは私の中の真実です。
なのでちょっとしたお菓子をささやかながらお別れのあいさつにあげようと思いました。
私は見逃しませんよ。笑
皆の「私たちなんにも笠井さんに用意してなかった・・・・・・」みたいな顔。
(おい、思い出して悲しくなるだろ)
(やめろ、ハンカチなんかいらない)
めでたしめでたし・・・とは少し言い難いかもしれません。
でも、下手くそながらも、「自分の気持ちを伝える」と予想外なことが起こる。
勇気を出すといつもと違うことが起こる。
私はとても実感しました。
最後にこの経験をさせてくれて本当に良かった。
そして・・・実はカウンセラーだけ、私にお餞別をくれました。
カウンセラーはカウンセラーが冷蔵庫に常備してたりんご(笑)を
「これでも持ってけ!」
って言ってくれました。
りんご、忘れません。
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昨日に引き続き、今日も長くなっちゃいました。
最後まで読んでくれてありがとう。
昔の話を書いてると、涙腺が弱くなっちゃうね。イヤー、年ダネ、マイッタマイッタ。
これも読んでみてくださいな。