まりんこ・ありんこ・とりんこ

「我慢しない生き方」の先へ

■失礼で自分勝手のありえないヤツが副店長へ大抜擢。

私が社会人2年目の頃、社会人1年目であるメチャクチャ嫌われてる後輩がいました。

 

新人のくせに自分勝手でギャースカ言ってこの仕事やりたくないとかすぐ不機嫌になるとか

先輩に失礼なこと言ったりマネージャーにたてついたり店長にありえない発言をしたり。

 

すぐに上司と仲悪くなるので店舗を別店舗へと回されていました。

 

その子が入社して半年は、その後輩の同期からも、私の同期からも、「あの子はちょっと・・・」という噂がありまくりでした。

 

私も、その意見に賛成しました。本当に、私の常識では「はぁ?」というほどありえないエピソードだらけだったのです。

 

ある日、”たてつかれてた”マネージャーがうちの店舗にやってきました。そしてその後輩の愚痴を言いました。

 

「あいつなんかさー、『マネージャー、最近太りました?』とか言うんだよ!ホンットしつれ~~~~~アッハッハ~~~~」

 

なぜかマネージャーとメチャクチャ仲良くなってる。

 

その後輩は、新卒3年目にいきなり副店長になりました。

 

人手不足ということもあったんですが、うちの会社としては異例の大抜擢です。

 

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すごく悔しかったけどこの後輩からはものすごく学びました。

 

「仕事なんだから、やりたくないとかじゃないでしょ」と、「もうこの子無理!」と店長には散々言われたんでしょう。新人当初は何回も飛ばされてました。その噂が至る所から笑っちゃうくらい入ってきました。

 

私は、彼女の話を「はぁ?」と思っていたし、

彼女の同期からは、「ありえないことを言ったりする」と聞いていたし、

私の店舗(彼女と別店舗)でも「そんな子がうちの店舗に来なくてよかった」と言われていた。

もちろん、彼女の同僚からも嫌われていた。

 

でもマネージャーにはなぜか好かれていて、

そしてある時からただ嫌われてるだけじゃなくて成績を伸ばすようになった。

 

****************

 

 

私まりんこは、「仕事やりたくないです」と言ったらダメだと思っていました。

仕事やりたくないなんて言ったら見放されてしまう。

ただでさえ仕事できないのに、、、見放されてしまう。

 

私はかずやくんからプロポーズ受けた時に店長に仕事を辞めると言いました。

本当は入籍を言い訳にささっと辞めようと思っていた。

けど、ちょうど昇格試験などの話も相まって話す店長に初めて「仕事をやりたくない」と言いました。

 

ほんとなら仕事をやめるその時まで、仕事をやりたくないとは言いたくなかった。

 

でも、半ば妥協して、すごい勇気を振り絞って「仕事をやりたくない」と言いました。

  

その時、店長は、、、 

「やりたくないって、ちゃんと言えたね」と言いました。

 

 

 

 

えっ?

 

 

 

 

 

 その時、「仕事をしたくない」と言っていいことが、わかりました。とてもびっくりした。

 

そして、もっと溜め込む前に仕事を辞めたいと言っていればよかったと少し後悔しました。

 

結局、わたしのあり方と会社のあり方が違いすぎたので辞めたけれど、新人の頃から「やりたくない」って言えていたら、少しは楽しく仕事に臨めていたなと思いました。

 

 

 

わたしが辞めたあとに、彼女は副店長になったと同期から聞きました。

 

その時、思いました。

彼女の「やりたくない」は「どうしてもやりたい」から出てきた言葉だったのだと。

 

仕事は続けたいのに、やりたくないことがなぜか起こる💢

ムカつく💢

もっと楽しい仕事教えてよ💢

 

一見自己中極まりないウザいヤツだけど、

いえそれはきっと事実だったんでしょうけど、

感情に任せてあれこれ言ってたんでしょうけど、

気持ちをうまく整理できず、うまく伝えられてないだけだったんだな。と。

 

でも、嫌われてもなんでも、自分の感情を大切にしていました。

 

自分の感情を大切にすると言うのは、

相手が自分とは同じ意見ではなかったとしても理解をしてもらおうとすることです。

 

*********

店長に「やりたくないってちゃんと言えたね」と言われたのは、同時に、

「良い子するの、やめられたね」ということでした。

 

私は言葉をすぐ飲み込むくせがありました。


言いたくても言っちゃいけないから言わない。
言いたくてもそんなの人としてどうかと思われるから言わない。
言いたくても嫌われるから言わない。

言いたくてもそれを言った先に何が起こるか怖くて、言えない・・・。

 

時折の面談で、店長から「わたしも、チーフも、笠井のことがよくわからない」と言われていました。

面談ではわたしはよく黙っていました。
「なんでも良いから言っていいよ」と言われても、「絶対に言えない」と思っていました。

 

 

黙ってる時のわたしの頭の中では

 

やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。やりたくない。仕事好きじゃない。いや、嫌いだ。そんなこと言えるわけない。

 

これしかありませんでした。

 


でも言う勇気なんかなかった。


「やりたくないってねぇ、、、、仕事なんだから」

絶対こう言われるしかないと思ってた。

 

「仕事」と言われてしまった、もう終わりなんだから、言う価値ない。

私の感情を伝える価値なんか塵一つない。 

 

 

彼女は「私はこれだけ価値のある人間なんだぞ!」ということを下手くそながら伝えていった結果、きちんと「価値のある人間なんだよね」と認められていったのです。

 

私は、「私の気持ちを理解しようとしてくれる上司がいない」と拗ねて「価値がないからしょうがないです」と暗に伝えてたんです。でも、上司は「笠井は価値ある素晴らしい人だ」と信じようとしてくれていた。のだと今は思います。でも、あんまりにも私が拗ねるから、価値があるとは信じるに信じられず「わからない」という発言になったのだと、推測ができます。

 

当たり前のことをして、当たり前の結果がついてだけ。

 

 たった、、、それだけ。

 

一度は嫌われても必ず私は価値のある人間であると証明してみせる。

 

確固たる決意を、感じるのです。

 

さて、最近の私はどうでしょう。

ご想像にお任せします♡

 

あ、ちなみにこれに関連した記事を、もう一つアップする予定です。

お楽しみに。

 

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