◾️ちびっ子がママと別れてギャン泣きする理由
我が家の迫力のない遠山の金さんをご覧下さいませ
1歳2ヶ月の娘も、別れ際は「過呼吸になるんじゃないか?」ってぐらい泣かれます 笑
でもまだ自我のない新生児の頃は誰に抱っこされても泣きませんでした。
眠いか
おなかすいたか
寒い暑いか
体調悪いか。
考えられる理由はそれだけだったので。
新生児の頃はまだ社会性がよくわからず
寂しいも何もなかったんですよね
でもおっぱい飲まないのは困るし自分で寝れないと破壊が強くてどうすればいいかわからないから誰か世話をしてくれと泣くわけですよね
自分と外界との関係を受け取る力がまだ備わってない。
これが少しして自我が芽生えてくるとわかってくる。
「この人が私を世話する人だな」
「この人には甘えていい人だな」
と。
ある日子供を置いていくと「どうして?!」となる。
私を置いてかないで!!
寂しい!!
なぜ置いてくの?!
会えないの?!
と。
でもわかりますよね。大人なら。
バイバーイと言っても永遠の別れにならないことは。
あとでまた会えるということは。
ちょっと考えれば、いや考えなくてもわかる。
これは「別れる」という経験値が低いというのもありますが、目の前の出来事しか処理できないから。
まだ「前頭前野」が発達していないからなんです。
辺縁系は「快・不快」を感じられる場所。
これは動物もあるし人間になるまでの歴史を考えても昔からあるところ。
前頭前野は「計画性」を作り出すところ。
農耕を始めた頃から発達したと考えられています。
「秋に収穫するなら田植えするのはいつだろう・・・」と計画・遂行し始めたんですよね。
でもやっぱり人間は霊長類。ヒト科。
動物的な面があるから他から出てくる欲求のためにその計画がうまくいかず失敗したりもする。
ダイエット失敗
英会話失敗
やることが続かない・・・など。
他の欲求に邪魔され、辺縁系に邪魔されて前頭前野が働かなくなってしまう。
ちびっ子はそのためにギャン泣きするわけです。「ママはじきに帰ってくるでしょう。それまではお茶でも飲んで待ちますか」なんて冷静に考えることができないので。
(言語の壁もありますけどね。目処が立てられないという。)
「悩みが次から次から出てくる人」とはつまり
「辺縁系に振り回されてる」んです。
辺縁系は短期的にしか読み取れない。
「ドキッ」ととっさに感じるのも辺縁系。
でもよーーくよくよくよく考えてみると「それ、違くないですか?」ってことだったりするんです。
前頭前野は計画性というのだから「忍耐」や「我慢」みたいなイメージがあるかと思いますが、「我慢が習慣になってる人」は我慢することに慣れているので実はその人にとっては「辺縁系」なんです。
ちょっと頭混乱しましたかね、(笑)
そんな我慢は無意味で心に毒なのでやめてあげてくださいな。
前頭前野は「客観的に見て」「考える」ために使ってあげてください。
そうするとあら不思議、辺縁系も鍛えられるんです。
前頭前野を発揮しないと辺縁系自体も鈍くなっていくというのが私の発見したものです、(笑)
作用しあってるんですよね。
感じる器が大きくなるんです。
悩んでる人はそもそも「自分が何を感じているのか」が鈍くなってる人が多いんですよ。
頭混乱したと思うんですが、
不思議でしょ〜。
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